【camera】Sony α7sⅢ到着

Steinberg Cubase 5のVariAudio機能を試してみた

※この記事は旧ブログから移動したものです。


Cubase 5の新機能『VariAudio』


Cubaseシリーズでは最上位グレードの『Cubase 5』のみに搭載されているVariAudio機能。

ブログやYouTubeでも紹介したCubase 5で打ち込んだ華原朋美の『Jast a real love night』ですが、コーラスのパートは私が歌っています。



YouTubeにアップした後、コーラスを再度録音しなおしましたがやはり聞き苦しい点が多数あったのでVariAudio機能で修正をかけてみる事にしました。



実際にVariAudio機能を試してみる


VariAudio機能を使うには、対象のオーディオイベントをダブルクリックしサンプルエディターを開き、画面左の「セグメント」矢印ボタンをクリックします。

そうするとオーディオデータからノートが解析され、以下のような画面に。



画面内のオーディオデータに重なって表示されている四角い図形がセグメント。
セグメントの縦位置が音程、横幅がノート長といった形で表現されています。

結果を見ると微妙にピッチ外しまくり。これを見て自分は歌が下手なんだと再認識・・・。


セグメントのピッチ修正は、画面左の「ピッチ&ワープ」矢印ボタンをクリックした後、ピッチの修正を行いたいセグメントを選択してMIDIキーボードでノートを指定するか、マウスでドラッグ&ドロップするだけ。

単純なピッチ調整であれば非常に簡単に操作できます。

そしてピッチを調整した結果・・・ こんな感じになりました。



コーラスパートの聞き苦しさは多少解消された・・・かも? 
この他、ビブラートや声の微妙なゆれを補正する「なめらかピッチ曲線」などもあります。

これらのVariAudio機能は非常にすごい機能ですが、あまりやりすぎてしまうと不自然な歌声になってしまうので注意が必要。
ピッチの補正はせいぜい上下1~2音の範囲内でとどめておいたほうがよさそうです。




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